≪下駄の鼻緒付けやってます!≫ 
 いせろや
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富山県射水市は
自然が素晴らしいところですよ


−履物(下駄・草履・雪駄)を履く時の注意事項− 

履物(下駄・草履・雪駄)を「履く時の注意点」や、「履物で困った事例」、「初めて履く時のポイント」、
「きつい場合の対処法」をまとめてみました。
「履物は痛い物だ!」と思われている方にも、是非呼んでいただきたいです。





■鼻緒ずれ■

(〇印は、鼻緒ずれが置きやすい場所) 
お客様の足に合わせてすげられた履物では考えられませんが、
足の第一趾と第二趾の間できちんと前ツボ(*1)を挟めない、横緒(*2)
が当たって足の甲が擦れて痛い等、“鼻緒ずれ”が起きて困った−などは、
お買い上げの履物がお客様の足にあっていないからです。
お客様の足に合わせてすげられた履物の場合、初めて履いた時、
少しきついかな〜と感じるか感じないかぐらいの適度な締め付け感があります。
履いていないみたいに足に吸い付きます。緩すぎると脱げ易く危険です。
余談ですが、−日いずる国−の履物に水虫や外反母趾は考えられません。
(夏にブーツを履いている其処のお姉さん、お兄さん、ファッションよりも健康です)
*1 *2


■困った■
“匠”に持ち込まれた、■困った■のなかから代表的なものを、解説いたします。
矢印部分(前ツボ)をご覧下さい。これでは足が入りません。
(わかりやすくするために極端に低くしてあります。)
●の部分は標準的処理

矢印部分(前ツボ)をご覧下さい。
前ツボが高く、何かの拍子で抜けそうです。
(わかりやすくするために極端に高くしてあります。)
●の部分は標準的処理

矢印部分(鼻緒後部)をご覧下さい。
これでは足が入りません。
(わかりやすくする為、極端に低くしてあります。)
●の部分は標準的処理

矢印部分(鼻緒後部)をご覧下さい。
何かの拍子で抜けそうです。
(わかりやすくする為、極端に高くしてあります。)
●の部分は標準的処理

左右の矢印部分(鼻緒後部)をご覧下さい。
右側の写真と比べるとわかりやすいです。
上から見ると鼻緒の表しか見えていません。
(履くと甲の部分が擦れそうです)

矢印部分をよくみますと鼻緒の表と裏部分が
半分づつ見えます。
甲に沿うようにすげられているため、
“鼻緒ずれ”が起こりにくいです。

上の写真のアップです
上の写真のアップです
左右の“前がね”は、見た目はきちんとすげられた
下駄とおもいましたが(下駄・草履・雪駄共通)、、、、。

こちらの写真は、“前がね”を取ってみますと
前緒の長さが足りません
(左側)
前がね”の中に必要な長さをきちんと
巻き込んで処理されている(右側)。
鼻緒が緩んだ時も、再度すげなおせます。
(当店“匠”の標準処理)

矢印部分、後緒の長さが足りません(左側)
(下駄・草履・雪駄共通)
矢印部分、きちんとすげられているため
鼻緒が緩んだ時も
再度すげ直しができます(右側)。
(当店“匠”の標準処理)

こちらは既製品。鼻緒の調整はできません。
(前部×、後部×)

こちらの商品は後部のみ調整可能です。
裏ゴム(水色部分)も取替え可能です。






■初めて下駄を履く時のポイント■

【ネットdeすげ駄】に限らず、既製品の下駄&草履&雪駄でも言える事ですが、新しく履物を、お履きになる際は、
以下の事に注意をして履いてみて下さい。



@鼻緒がよじれないようにする
一度、よじれると鼻緒が裏返る癖がつきます

A歩行の際、履物の内側同士がぶつかるのに注意
履きなれないと、履物同士で傷を付ける場合があります

B階段や段差のある部分の歩行
下駄は木製なので、硬いところにぶつけると欠ける場合があります






■「ちょっときついかな?」と感じた場合の対処方法■

履物に履きなれていない方は、最初「きついかな?」と感じる事が多いです。
ちょっときついと感じるくらいが、ベストサイズではあるのですが、
それでも「きつくて痛い」、「緩めて楽になりたい」と感じる場合は、以下の対処方があります。



@履く時に、踵の位置を変えてみる。
(指の股や足の甲に負担を掛けない工夫)

A鼻緒を揉みほぐす

B鼻緒の向きをペンチ等で変える。足の当る部分

C鼻緒をゆっくり広げてみる(やり過ぎると脱けるので注意)



※それでも「痛い」と感じる場合は、ご相談下さい

 B鼻緒の向きを変える    C鼻緒をゆっくり広げてみる 
 




痛いのは鼻緒の向きが足の甲に合わないからですので足の甲にそわせて調整します(匠の技)。 鼻緒を広げてあげると、若干ですが伸びます。ただし、一度広げた鼻緒を、再び戻す事は出来ません。ゆっくり、力を入れながら調節してみて下さい(微調整)。



その他、気になる点などありましたら、↓までお問い合わせ下さい。

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